1. 情 報 超音波でガ類を防除
農研機構、微小電気機械開発のメムス・コア、京都府農林水産技術センターは、ガ類の嫌がる超音波を用いた
害虫防除法を確立した。天敵であるコウモリが発生させる超音波を再現し、周囲に照射させることで、ガの産卵を防止する。幼虫への殺虫剤の散布回数を大幅に削減できるとしている。
農作物を食害するハスモンヨトウなどのヤガ類を対象に、それらが嫌がる超音波の音響パラメーターを行動試験と聴覚神経の応答パターンから見い出し、超音波を水平方向360度、上下方向20度に大きな音で照射可能な装置を開発。一般的な装置では、超音波の伝播する方向が直線的で、ほ場全体をカバーすることが困難だった。
メムス・コアの作製した装置を用い、イチゴの栽培施設で行った実験では、無処理に比べてハスモンヨウトウの卵塊数が95%以上減らせたという。
(化学工業日報 11/1)
2. 情 報 博物館などで古文書食べる害虫「シミ」相次いで発見 外来種か
博物館などで紙の資料を食べることから害虫とされる「シミ」について、国内ではこれまで報告が無かった種類が全国で相次いで見つかっていることが分かりました。従来の「シミ」より繁殖力が高いとみられ、専門家は、文化財などに被害が出るおそれがあるとして、対策が必要だとしています。
DNA解析などを行ったところヨーロッパや中米などに生息する外来種とみられることが分かったということです。この「シミ」は体長が1センチほどで色が白っぽいということで、グループでは、和名として「ニュウハクシミ」と名付けました。体の特徴からすべてメスで、研究のためにメス1匹だけを飼育しても次々と増えたことなどからメスだけで繁殖できる可能性があるということです。
繁殖力が非常に高いため、従来の対策では十分ではない可能性があるとして全国の博物館などに注意を呼びかけています。
(NHK WEB ニュース)
3.商品情報 LIMEX製ハーフトラップ
【特徴】
- 石灰石を主原料とした環境配慮型の素材を採用
- 従来のPP製品と同様の撥水性、耐久性
※水中に沈めても変形、浸水、強度において変化無し。
- 離型フィルム(透明)を採用、虫体の保護と観察が可能。
- 既存のハーフトラップと同等サイズの為従来品と差替が容易
- 可燃ごみとして処分可能 ※自治体のルールに従って下さい
【規格・組立後】
- 巾80㎜×奥行106㎜×高さ15㎜ 粘着部88㎜×70㎜
【梱包内容】1箱500枚入り