1. 情 報 外来種の問題点、被害予防三原則
在来種は、長い期間をかけて食う・食われるといったことを繰り返し、微妙なバランスのもとで成立しています。ここに外来生物が侵入してくると、生態系のみならず、人間や農林水産業まで悪影響を及ぼす場合があります。中には自然のバランスの中に組み込まれ、大きな影響を与えずに順応してしまう生物もいますが、非常に大きな悪影響を及ぼすものもいます。
外来種が侵入し、新たな場所で生息するためには、餌をとったり、葉っぱを茂らして生活の場を確保したりする必要性があり、もともとその場所で生活していた在来生物との間で競争が起こります。たとえば、毒をもっている外来種にかまれたり、刺されたりする危険があり、畑を荒らしたり、漁業の対象となる生物を捕食したり、危害を加えたりするものもいます。
外来種により被害を防止するために、
①生態系等への悪影響を及ぼすかもしれない外来種はむやみに非自然分布域に「入れない」ことがまず重要で、
②すでに非自然分布域に入っており、飼っている外来種がいる場合は野外に出さないために「捨てない」ことが必要で、
③野外で外来種が繁殖してしまった場合には少なくともそれ以上「拡げない」ことが大切です。
2. 情 報 台風に巻き上げられて沖縄へ? 国内未確認のコウモリ
日本で生息が確認されていない小型のコウモリの一種、クロヒゲツームコウモリが沖縄で初めて捕獲されていたことを、琉球大理学部助教の小林峻さんらの研究チームが発表した。一般的なコウモリが2本の足でぶら下がるのに対して、クロヒゲツームコウモリは2本の指も使って天井や壁面にぶら下がるのが特徴の一つだ。捕獲された個体は成獣の雌1匹で、体長7.7センチ、羽を広げると約30センチ。2021年11月10日、琉球大構内で弱っているところを救護、捕獲された。
東南アジアからインドにかけて生息しているが、台湾から日本にかけては確認されていない。数十から数百匹、多い場合は千匹を超える群れを作って洞窟や廃虚などにすみ、ガや蚊、ハエなどを食べる。
小林さんは、1匹しか捕獲されていないこと、これまで群れが発見されていないことから、この個体が沖縄で繁殖、定着していたものではない可能性が大きいとした。
沖縄への経路については、数百キロ飛ぶ能力があることを踏まえ、生息域での台風などに巻き上げられて飛来したか、国外からの貨物に紛れ込んでいた可能性があるとした。
(琉球新報 7/6)
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