1.情 報 英、ネズミ捕りシート使用禁止 「非人道的」と批判
英国で4月に、ネズミを捕獲するための粘着シートの使用を禁止する法律が成立した。
ネズミ捕りの手段として日本を含む世界で広く利用されているが、「多大な苦痛を与える可能性があり、非人道的だ」と批判が出ていた。
こうした粘着シートは「グルートラップ」と呼ばれる。わなに掛かったネズミは動けないまま24時間以上生き続け、疲労や飢餓などによって死に至る場合が多い。野生動物やペットが引っ掛かってしまうケースもあるという。
法律ではこのわなを使用する免許を例外的にプロの害虫駆除業者にのみ発行する。免許なしで使用した場合は最高6カ月の禁錮刑や罰金などの罰則がある。2年後に施行され、一般市民は事実上使うことができなくなる。
法律を提出した与党・保守党のジェーン・スティーブンソン下院議員は声明で「グルートラップの使用は残忍かつ野蛮だ。前向きな変化をもたらすことができて、うれしく思う」と述べた。動物愛護団体も歓迎している。(時事ドットコム 4/30)
2.情 報 千葉県で増え続ける害獣 「キョン」
キョンはシカに似た中国や台湾などが原産の動物で、生態系などに害を及ぼすおそれがあるとして、国が「特定外来生物」に指定しています。千葉県では、20年以上前に勝浦市の動物園から脱走したものが野生化したと言われています。
2004年度には勝浦市など南部の5市町に生息していたが2020年度17市町まで拡大。柏市でも目撃され、徐々に都心部に迫ってきています。キョンは警戒心が薄いため、人里近くでも繁殖します。さらに千葉県では人口減少や高齢化などで管理が行き届かなくなった竹林が住化になっているといいます。全国で設置が進んでいます。パネルの下の空間は、風雨をしのげるだけでなく、餌となる下草も生えているため、格好の「潜み場」になっている。(NHKWEBリポート)
3.新商品情報 ミディ発泡錠
【特長】
・ユスリカ幼虫、チョウバエ幼虫の駆除対策製品
・哺乳動物、鳥類、魚類に対して安全性が高い
・従来品(デミリン発泡錠)と比べて発泡性、拡散性が大幅に向上
【製品仕様】
・剤型 :発泡錠(1錠3g)
・有効成分:ジフルベンズロン1%
・包装形態:100錠×10袋
1錠(個包装)×50個×20袋
・処理方法:1. 水量30~60ℓあたり1錠を投入
2. 水量が少ない場所、ヘドロが多い場所では0.1㎡あたり1錠を水に適宜溶かして散布