1. 情 報 ハエ、明るいと冬眠せず、都市化が妨害(2021年9月20日産経新聞)

    国内に広く分布し、冬眠して冬を越すナミニクバエは、都市の夜間照明や温暖化によって冬眠を妨げられていることが分かったと、大阪市立大と摂南大のチームが20日までに英王立協会の学術誌に発表した。
    摂南大の向井歩特任助教(昆虫生理学)は「都市環境が昆虫に与える影響の一端を明らかにできた。今後は幅広い種を対象に、どうやって環境に適応しているのかを明らかにしたい」とした。
    ナミニクバエは気温が低くなり、夜が長くなることで秋の到来を知り、冬眠する。室内で計約1800匹を観察した実験では、気温を15度に保ち、夜間に真っ暗になる環境では96%が冬眠に入ったが、満月の夜よりも暗い状態に相当する0・1ルクスの明るさの下では28%が冬眠に入らなかった。室温20度では、真っ暗でも17%、0・1ルクスだと65%が冬眠しなかった。

  2. 情 報 ヤンバルトサカヤスデが大量発生 例年より早い出現の原因は(毎日新聞 9/9)

    外来ヤスデ「ヤンバルトサカヤスデ」が、鹿児島市内の住宅地で例年より2カ月も早く大量発生し、住民を悩ませている。
    台湾原産で成虫の体長は3~4センチあり、日本のヤスデよりひと回り大きい。人をかんだり農作物に被害を与えたりするわけではないが、夜に集団で移動して屋内に入ってくるため、住民らは「気持ち悪い」と口をそろえる。
    例年9~12月ごろに活動が活発化するが、今年は7月ごろから見られるようになり、市が配布する駆除剤の量は、既に昨年の倍。出現が早まった理由を、県の対策検討委員を務める竹村薫さんは、長雨が一因とみている。通常、ヤンバルトサカヤスデは土壌内でふ化後、5~6月に幼虫が地上に出現して、餌である落ち葉の下に生息する。「今年は雨が降り続いたため、落ち葉の間が雨水で満たされてすき間がなくなり、定住しづらくなった。落ち葉もフンの大量付着が原因で餌として適さなくなったことが重なり、早期に移動し、目撃例も増えたのではないか」と分析。
    ヤスデは落葉のある所や日当たりが悪く湿気のある場所を好む。鹿児島市は土手の草払いなど地域で生育しにくい環境づくりを呼び掛けている。

  3. リニューアル商品情報 ラットバリア業務用粒タイプ

    ラットバリア粒タイプ100

    ラットバリア粒タイプ100

    【特徴】
    ・持続期間約60日 → 約100日に増加
    ・持続範囲約3~4.5畳 → 約3~6畳に増加
    ・内容量約25g → 約36gに増量
    ・付属品に使用開始日用シールと、
    上向き、逆さ向きに置けるようになる台座が付きます。
    【規格】
    ・品番:RAT-510
    ・1箱12個入
    ・希望小売価格:税別2,000円