- 情 報 2019年マダニ感染症が100人 過去最多
国立感染症研究所は17日、マダニが媒介する致死率の高い感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」の今年の感染者の報告者数が初めて100人に達したと発表した。これまでは2017年の90人が最多だった。SFTSは、中国で09年ごろから発生が報告され、国内では12年秋に山口県で女性1人が死亡したのが最初の報告例。感染地域を広げながら患者数は増加傾向にある。媒介するマダニは家屋にはあまりいないが、専門家は森や草むらに入る際には肌の露出を減らすよう注意を呼び掛けている。感染研によると、今年は西日本を中心に18都県から報告があり山口県が11人と最も多かった。13年~19年までの報告を分析すると、患者数492人の約14%に当たる69人が死亡した。STFSはウイルスを原因とする病気で主にマダニにかまれて感染する。 (日経産業新聞 2019/12/27)
- 情 報 豚コレラ 沖縄でも
本州で感染が広がっていた豚コレラが沖縄県でも発生した。海を隔てて遠く離れているだけに「想定外だった」との声が漏れる。沖縄の固有種「アグー豚」も殺処分の対象になっており、感染拡大のリスクに養豚関係者の警戒感は高まっている。1月8日に県内で感染が確認されて以降、これまでにアグー豚も含め約9000頭が殺処分の対象となった。畜産業界からは「イノシシが海を渡るには遠すぎる。エサなどの他ルートで感染した可能性が濃厚だ」との指摘が出る。沖縄県の豚の飼養頭数は全国の3%に満たない。沖縄で感染が広がっても、食肉供給への影響は少ないとの見方は多い。
一方で、希少なアグー豚への感染を懸念する声は根強い。取扱店では「アグー豚は人気商品。品薄になったり値上がりしたりする可能性は十分にある」と話す。江藤拓農相は繁殖用のアグー豚を沖縄の離島などへの隔離を検討していると明らかにした。 (日経新聞 2020/1/16)
- 新 商 品 バルサン 業務用残留塗布スプレー
■有効成分 プロポクスル(カーバメート系)
■残留接触に適した非ピレスロイド系薬剤配合
■害虫のかくれ場所や通り道、侵入口にあらかじめ噴射・塗布することで駆除効果が続く
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※手の触れる所への噴射は避けること
適用害虫:シバンムシ、チャタテムシ、アリ、カメムシ、コクゾウムシ、ダンゴムシ、ワラジムシ、ムカデ、ヤスデ
内容量:450ml 総重量422g(含カーバメート4.5g)
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