1. 情 報 九州港湾におけるツマアカスズメバチの夏期の侵入監視調査結果
特定外来種であるツマアカスズマバチの侵入・定着を防ぐために侵入初期の対策が極めて重要となります。
ツマアカスズメバチは、船舶等交通機関に随伴して侵入すると考えられることから、関係自治体の協力を得て九州の港湾における侵入監視調査実施しています。また、これまで営巣や個体が発見された場合は、関係自治体と連携協力し生息状況の集中調査を実施しています。
働きバチの活動開始にあわせて、梅雨明け後の7月19日から、夏期における侵入監視等調査を実施した結果、新たなツマアカスズメバチの捕獲はありませんでした。今後、ツマアカスズメバチの働きバチの個体数は一層増加し、巣も大型化して比較的発見され易くなることから港湾周辺に限らず、広く住民等による目撃情報の提供を呼びかけ地方自治体等と連携協力し、早期発見に努めていく方針です。
2.情 報 セアカゴケグモ日本国内北上中
1995年に大阪府で発見されたセアカゴケグモの北上への分布が拡がっています。オーストラリアを原産とする外来種で毒を持っているのは雌のみで雄は毒を持っていません。
咬まれると激しい痛み、発汗、発熱、かゆみ、紅斑、硬結をきたし、区域リンパ節の腫張がおこります。通常は、数時間から数日で症状はおさまり時に脱力、頭痛、筋肉痛、不眠などの全身症状が数週間継続することがあります。オーストラリアでは死亡例がありますが、日本ではまだ報告がありません。
セアカゴケグモは近畿地方・東海地方で特に多く、大阪府、三重県、兵庫県、和歌山県、奈良県での定着が確認されており、近年、千葉県、茨城県で多く発見されています。
3.新商品 吸引式捕虫器バグキーパー(移動式、壁掛け式)
特長:薬剤を使用せず誘虫ランプと強制的に吸込む吸引ファンで飛来侵入昆虫の強制捕獲が可能になります捕虫バッグに捕集した昆虫類は外からみえませんから清潔で交換も容易にできます
■移動可能捕虫機
1.バグキーパー(高さ:1980mm)
縦長のスリムな形状で設置スペースを最小限にしました
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2.バグキーパーmini(高さ:995mm)
バグキーパーよりもさらに小型で縦長の省スペース型です
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■壁掛け式捕虫機
3.バグキーパーmicro *図下参照
片側捕獲式で捕虫バッグは逆流防止タイプです
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