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ミラクンGX

ミラクンGXはPCO専用殺虫剤です。

 ミラクンGXの組成は、有効成分のピレスロイド系殺虫剤d・d-T-シフェノトリンと希釈剤の液化炭酸ガスです。水、油、有機溶剤等は一切含まれていません。
 本剤は、容器内では無色透明な液化高圧ガスですが、噴霧した薬剤は白色霧状の超微粒子ミストとなります。特にゴキブリには優れた効果を発揮します。

【特徴】

1.高活性である

殺虫効果に加え、ピレスロイド特有の追い出し効果及び忌避効果があります。また、即効性にも優れています。

2.拡散性がよい

噴霧後、炭酸ガスは瞬時に気化し、有効成分の大半が2.1ミクロン以下の超微粒子となるため、拡散性に優れ、隙間等にも薬剤が広範囲に行き渡ります。

3.ドライである

乳剤や油剤と異なり、水、油、有機溶剤、界面活性剤等を使用していないため、溶媒臭や濡れ等の汚れが少なくドライな施工が可能です。

4.処理が簡便である

薬剤自体が高圧ガスであり、噴霧のための動力源を必要としません。また、薬液の調合も不要です。
容器及び投薬器のバルブの開閉だけで、何処でも簡便に短時間で施工できます。

【成分・含量】
本剤はd・d-T-シフェノトリン 0.6%を含有する。

【施工方法】
処理が簡便で、短時間で施工できます。
■食品及び食器などは薬剤がかからないよう予め養生する。
■施工室内を密閉し、換気扇などを養生する。
■専用器具を用いて所定量投薬する。
※作業者は必ず保護具(防塵マスク、ゴーグル型安全メガネ、長袖の着衣、手袋など)を着用すること(薬剤を直接吸入すると鼻や喉に刺激を感じます)。
■退出後扉を閉め、処理のため所定時間放置する。
■室内換気を行い、薬剤の消失を確認後入室する。
■後かたづけ。

【用法・用量】
 投薬量(g/㎥) 処理時間
ゴキブリ 5 2時間
ハエ、カ 0.5~1.0 30分
※)投薬量は、噴霧時間を目安にしてください。
口径0.5mmノズルの吐出量は約410g/minです。但し、残量が少なくなると吐出量が減少しますので、正確な投薬量は投薬前後の容器重量を測定算出してください。

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